倍数とは?用語のポイント「倍数とは?」倍数(ばいすう)とは、ある数に整数を掛けてできる数のことです。例えば、\(3\)に\(2\)を掛けてできる\(6\)は\(3\)の倍数です。ここでは倍数のポイントを\(4\)つ見ていきましょう。倍数のポイント\(1\)、倍数の例\(2\)、公倍数とは\(3\)、最小公倍数とは\(4\)、\(3\)の倍数の見分け方
倍数の例倍数の例をあげます。\(3\)の倍数の例・ \(3\)、\(6\)、\(9\)\(5\)の倍数の例・ \(5\)、\(10\)、\(15\)\(7\)の倍数の例・ \(7\)、\(14\)、\(21\)
公倍数とは公倍数とは、\(2\)つ以上の数に共通する倍数のことです。\(2\)と\(5\)の公倍数を例にあげます。公倍数の例・ \(2\)の倍数は \(2\)、\(4\)、\(6\)、\(8\)、\(10\)、 \(12\)、\(14\)、\(16\)、\(18\)、\(20\)、…・ \(5\)の倍数は \(5\)、\(10\)、\(15\)、\(20\)、…・ \(10\)と\(20\)は共通する倍数である・ \(10\)と\(20\)は\(2\)と\(5\)の公倍数である
最小公倍数とは最小公倍数とは、公倍数の中で一番小さい公倍数のことです。\(3\)と\(5\)の最小公倍数を例にあげます。最小公倍数の例・ \(3\)の倍数は \(3\)、\(6\)、\(9\)、\(12\)、\(15\)、 \(18\)、\(21\)、\(24\)、\(27\)、\(30\)…・ \(5\)の倍数は \(5\)、\(10\)、\(15\)、\(20\)、\(25\)、 \(30\)…・ \(15\)と\(30\)は公倍数である・ 公倍数の中で一番小さい公倍数は\(15\)・ \(15\)は\(3\)と\(5\)の最小公倍数である最小公倍数の求め方については・ 最小公倍数の求め方・\(4\)ステップ・ 最小公倍数の求め方・素因数分解\(3\)ステップへどうぞ。
\(3\)の倍数の見分け方\(3\)の倍数を見分けるときは、各位の数の和が\(3\)で割り切れるか調べます。例えば\(351\)が\(3\)の倍数であるか調べます。\(3\)の倍数の見分け方・ 各位の数の和が\(3\)で割り切れるか調べる・ \(351\)の各位の数の和は\(3+5+1=9\)・ \(9\)は\(3\)で割り切れるから\(351\)は\(3\)の倍数であるその他の倍数の見分け方については・ \(2\)の倍数の見分け方・\(1\)ステップ・ \(4\)の倍数の見分け方・\(1\)ステップ・ \(8\)の倍数の見分け方・\(1\)ステップへどうぞ。
倍数 まとめカンタンに倍数のポイントをまとめます。倍数のポイント・ 倍数とは、ある数に整数を掛けてできる数のこと・ 公倍数とは、\(2\)つ以上の数に共通する倍数のこと・ 最小公倍数とは、公倍数の中で一番小さい公倍数のこと・ \(3\)の倍数を見分けるときは、各位の数の和が\(3\)で割り切れるか調べる