数奇な数
数学の用語

定数項

●定数項とは?用語のポイント
●定数項と係数の違い
●定数項の次数
●定数項の例
●定数項 まとめ
●計算の用語

定数項とは?用語のポイント

「定数項とは?」

定数項(ていすうこう)とは、多項式の中で数だけの項のことです。

例えば、\(2x+1\)の\(1\)は定数項です。

ここでは定数項の\(3\)つのポイントを見ていきましょう。

定数項のポイント

\(1\)、定数項と係数の違い
\(2\)、定数項の次数
\(3\)、定数項の例

定数項と係数の違い

定数項と係数の違いは次の通り。

・   定数項は多項式の中で数だけの項のこと
・   係数は文字に掛けられた数のこと

定数項は数だけの項なので、文字を含みません。例をあげます。

定数項と係数の違い
・   \(5x+3\)の
定数項は\(3\)
\(x\)の係数は\(5\)

・   \(-4x-2\)の
定数項は\(-2\)
\(x\)の係数は\(-4\)

項と係数については
・   項とは?用語のポイント
・   係数とは?用語のポイント
へどうぞ。

定数項の次数

定数項の次数は\(0\)です。

例をあげます。

定数項の次数

・   \(2x+8\)の定数項は\(8\)で次数は\(0\)

次数については
・   次数とは?用語のポイント
へどうぞ。

定数項の例

定数項の例をあげます。

定数項の例

・   \(2x+1\)の定数項は\(1\)
・   \(3x^2-\frac{1}{5}\)の定数項は\(-\frac{1}{5}\)

定数項 まとめ

カンタンに定数項のポイントをまとめます。

定数項の意味

・   定数項とは、多項式の中で数だけの項のこと

定数項と係数の違い
・   定数項とは、多項式の中で数だけの項のこと
・   係数は、文字に掛けてある数のこと

計算の用語

・   同類項とは?用語のポイント
・   係数とは?用語のポイント
・   一次式とは?用語のポイント
・   次数とは?用語のポイント
・   項とは?用語のポイント