連立方程式・加減法\(2\)
\(2\)つめポイントは、係数を最小公倍数でそろえることです。係数を最小公倍数でそろえると、連立方程式が解きやすくなります。
例題\(2\) 次の連立方程式を解きましょう。
\(\left\{\begin{array}{l}6x+11y=-5\cdots①\\9x-7y=16\cdots②\end{array}\right.\)
\(x\)の係数を最小公倍数\(18\)でそろえると、連立方程式が解きやすくなります。
・ \(x\)の係数を最小公倍数の\(18\)でそろえた場合
・ \(\left\{\begin{array}{l}18x+33y=-15\cdots①\times3\\18x-14y=32\cdots②\times2\end{array}\right.\)
・ \(x\)の係数を公倍数の\(54\)でそろえた場合
・ \(\left\{\begin{array}{l}54x+99y=-45\cdots①\times9\\54x-42y=96\cdots②\times6\end{array}\right.\)