数奇な数
解き方

より小さい

●より小さいとは?用語のポイント
●より小さいは基準の数を含む
●より小さいを表す記号は\(<\)
●より小さい範囲
●より大きくより小さい範囲
●「より小さい」と「以下」の違い
●より小さい まとめ
●計算の用語

より小さいとは?用語のポイント

「より小さいとは?」

より小さいとは、基準になる数を含めずに、それより小さい数のことです。

例えば、\(1\)、\(2\)、\(3\)の中で\(2\)より小さい数は\(1\)です。

ここでは、より小さいの\(5\)つのポイントを見ていきましょう。

より小さいの\(5\)つのポイント

\(1\)、より小さいは基準の数を含まない
\(2\)、より小さいを表す記号は\(<\)
\(3\)、より小さい範囲
\(4\)、より大きくより小さいの範囲
\(5\)、「より小さい」と「以下」の違い

より小さいは基準の数を含む

より小さいは基準の数を含みません。

例をあげます。

・   \(1\)、\(2\)、\(3\)、\(4\)、\(5\)の中で
\(3\)より小さい数は\(1\)と\(2\)

・   \(1\)、\(2\)、\(3\)の中で
\(2\)より小さい数は\(1\)

・   \(-1\)、\(-2\)、\(-3\)の中で
\(-2\)より小さい数は\(-3\)

より小さいを表す記号は\(<\)

より小さいを表す記号は\(<\)です。

例をあげます。

・   \(x\)は\(3\)より小さい
・   \(x<3\)

・   \(x\)は\(-5\)より小さい
・   \(x<-5\)

・   \(x\)は\(\frac{1}{3}\vphantom{\Rule{0ex}{0ex}{1.3ex}}\)より小さい
・   \(x<\frac{1}{3}\)

不等号については
・   不等号とは?用語のポイント
へどうぞ。

より小さい範囲

より小さい範囲を数直線で表すと次のとおり。

より小さい範囲

・   \(1\)より小さい範囲
より小さい範囲
・   \(1\)を含まない

・   \(-3\)より小さい範囲
より小さい範囲
・   \(-3\)を含まない

より大きくより小さい範囲

より大きくより小さい範囲を数直線で表すと次のとおり。

より大きくより小さい範囲

・   \(1\)より大きく\(4\)より小さい範囲
より大きく以下の範囲
・   \(1\)と\(4\)を含まない

・   \(-1\)より大きく\(1\)より小さい範囲
より大きく以下の範囲
・   \(-1\)と\(1\)を含まない

より大きいについては
・   より大きいとは?用語のポイント
へどうぞ。

「より小さい」と「以下」の違い

「より小さい」と「以下」の違いは次のとおり。

「より小さい」と「以下」の違い

・   「より小さい」は基準の数を含まない
・   「以下」は基準の数を含む

例をあげます。

・   \(1\)、\(2\)、\(3\)の中で
\(2\)より小さい数は\(1\)

・   \(1\)、\(2\)、\(3\)の中で
\(2\)以下の数は\(1\)と\(2\)

以下については
・   以下とは?用語のポイント
へどうぞ。

より小さい まとめ

カンタンにより小さいのポイントをまとめます。

より小さいのポイント【まとめ】

・   より小さいとは、基準になる数を含めずに、それより小さい数のこと
・   より小さいを表す記号は\(<\)

計算の用語

・   未満とは?用語のポイント
・   逆数とは?用語のポイント
・   絶対値とは?用語のポイント
・   分配法則とは?用語のポイント
・   変化の割合とは?用語のポイント