数奇な数
計算方法

倍数判定法

●倍数判定法・\(7\)パターン
●倍数判定法\(1\)
●倍数判定法\(2\)
●倍数判定法\(3\)
●倍数判定法\(4\)
●倍数判定法\(5\)
●倍数判定法\(6\)
●倍数判定法\(7\)
●倍数判定法・まとめ
●約数の求め方

倍数判定法・\(7\)パターン

「倍数を判定する方法は?」

倍数判定法・\(7\)パターンです。

倍数判定法・\(7\)パターン

\(1\)、\(2\)の倍数判定法
・   一の位の数が\(2\)の倍数であること

\(2\)、\(3\)の倍数判定法
・   各位の数の和が\(3\)の倍数であること

\(3\)、\(4\)の倍数判定法
・   下\(2\)桁が\(4\)の倍数であること

\(4\)、\(5\)の倍数判定法
・   一の位の数が\(5\)の倍数であること

\(5\)、\(8\)の倍数判定法
・   下\(3\)桁が\(8\)の倍数であること

\(6\)、\(9\)の倍数判定法
・   各位の数の和が\(9\)の倍数であること

\(7\)、\(11\)の倍数判定法
・   右から数えて奇数桁の数の和から
偶数桁の数の和を引いた値の絶対値が
\(11\)の倍数であること

倍数判定法を見ていきましょう。

倍数判定法\(1\)

\(2\)の倍数判別法は、一の位の数が\(2\)の倍数であることです。

例えば、\(194\)は\(2\)の倍数です。

\(1\)、\(2\)の倍数判定法
・   一の位の数が\(2\)の倍数であること
・   \(194\)の一の位の数は\(4\)

・   \(4\)は\(2\)の倍数だから
\(194\)は\(2\)の倍数

倍数判定法\(2\)

\(3\)の倍数判定法は、各位の数の和が\(3\)の倍数であることです。

例えば、\(321\)は\(2\)の倍数です。

\(2\)、\(3\)の倍数判定法
・   各位の数の和が\(3\)の倍数であること
・   \(321\)の各位の数の和は
\(3+2+1=6\)

・   \(6\)は\(3\)の倍数だから
\(321\)は\(3\)の倍数

倍数判定法\(3\)

\(4\)の倍数判定法は、下\(2\)桁が\(4\)の倍数であることです。

例えば、\(1912\)は\(4\)の倍数です。

\(3\)、\(4\)の倍数判定法
・   下\(2\)桁が\(4\)の倍数であること
・   \(1912\)の下\(2\)桁は\(12\)

・   \(12\)は\(4\)の倍数だから
\(1912\)は\(4\)の倍数

倍数判定法\(4\)

\(5\)の倍数判定法は、一の位の数が\(5\)の倍数であることです。

例えば、\(6785\)は\(5\)の倍数です。

\(4\)、\(5\)の倍数判定法
・   一の位の数が\(5\)の倍数であること
・   \(6785\)の一の位の数は\(5\)

・   \(5\)は\(5\)の倍数だから
\(6785\)は\(5\)の倍数

倍数判定法\(5\)

\(8\)の倍数判定法は、下\(3\)桁が\(8\)の倍数であることです。

例えば、\(581128\)は\(8\)の倍数です。

\(5\)、\(8\)の倍数判定法
・   下\(3\)桁が\(8\)の倍数であること
・   \(581128\)の下\(3\)桁は\(128\)

・   \(128\)は\(8\)の倍数だから
\(581128\)は\(8\)の倍数

倍数判定法\(6\)

\(9\)の倍数判定法は、各位の数の和が\(9\)の倍数であることです。

例えば、\(86013\)は\(9\)の倍数です。

\(6\)、\(9\)の倍数判定法
・   各位の数の和が\(9\)の倍数であること
・   \(86013\)の各位の数の和は
\(8+6+0+1+3=18\)

・   \(18\)は\(9\)の倍数だから
\(86013\)は\(9\)の倍数

倍数判定法\(7\)

\(11\)の倍数判定法は、右から数えて、奇数桁の数の和から偶数桁の数の和を引いた値の絶対値が\(11\)の倍数であることです。

例えば、\(5671809\)は\(11\)の倍数です。

\(7\)、\(11\)の倍数判定法
・   右から数えて奇数桁の数の和から
偶数桁の数の和を引いた値の絶対値が
\(11\)の倍数であること

・   \(5671809\)の
右から数えて奇数桁の数の和は
\(9+8+7+5=29\)

・   \(5671809\)の
右から数えて偶数桁の数の和は
\(0+1+6=7\)

・   奇数桁の数の和から
偶数桁の数の和を引いた値の絶対値は
\(29-7=22\)

・   \(22\)は\(11\)の倍数だから
\(5671809\)は\(11\)の倍数

倍数判定法・まとめ

倍数判定法を確認しましょう。

倍数判定法・まとめ

・   \(2\)の倍数判定法
一の位の数が\(2\)の倍数であること

・   \(3\)の倍数判定法
各位の数の和が\(3\)の倍数であること

・   \(4\)の倍数判定法
下\(2\)桁が\(4\)の倍数であること

・   \(5\)の倍数判定法
一の位の数が\(5\)の倍数であること

・   \(8\)の倍数判定法
下\(3\)桁が\(8\)の倍数であること

・   \(9\)の倍数判定法
各位の数の和が\(9\)の倍数であること

・   \(11\)の倍数判定法
右から数えて奇数桁の数の和から
偶数桁の数の和を引いた値の絶対値が
\(11\)の倍数であること

約数の求め方

・   約数の求め方・3ポイント
・   【入門】公約数の求め方・2ステップ
・   最大公約数の求め方・5ステップ