濃度の求め方・食塩水を混ぜる

濃度の求め方・食塩水を混ぜる \(4\)ステップ

「食塩水どうしを混ぜるときの濃度の求め方は？」

食塩水どうしを混ぜるときの濃度の求め方は次のとおり。

濃度の求め方・食塩水を混ぜる

\(1\)、混ぜる食塩水の食塩の量を求める

\(2\)、混ぜてできた食塩の量を求める

\(3\)、混ぜてできた食塩水の量を求める

\(4\)、\(\mathrm{\frac{食塩の量}{食塩水の量}}\times100\)を計算する

濃度の求め方を見ていきましょう。

例題
\(10\)\(\mathrm{\%}\)の食塩水\(100\)\(\mathrm{g}\)と\(7\)\(\mathrm{\%}\)の食塩水\(200\)\(\mathrm{g}\)を混ぜると、濃度は何\(\mathrm{\%}\)になりますか。

混ぜてできた食塩水の濃度を求めるときは、\(1\)番目に混ぜる食塩水の食塩の量を求めます。ここでは\(2\)つの食塩水を混ぜるので、それぞれの食塩の量を求めます。

濃度の求め方【ステップ\(1\)】

\(1\)、混ぜる食塩水の食塩の量を求める

・ \(10\)\(\mathrm{\%}\)の食塩水\(100\)\(\mathrm{g}\)の食塩の量を求める

・ \(100\times\frac{10}{100}=10\vphantom{\Rule{0ex}{0ex}{1.2ex}}\)

・食塩の量は\(10\)\(\mathrm{g}\)

・ \(7\)\(\mathrm{\%}\)の食塩水\(200\)\(\mathrm{g}\)の食塩の量を求める

・ \(200\times\frac{7}{100}=14\vphantom{\Rule{0ex}{0ex}{1.2ex}}\)

・食塩の量は\(14\)\(\mathrm{g}\)

食塩の量の求め方については

へどうぞ。

\(2\)番目に、混ぜてできた食塩の量を求めます。

濃度の求め方【ステップ\(2\)】

\(2\)、混ぜてできた食塩の量を求める

・混ぜる食塩の量は\(10\)\(\mathrm{g}\)と\(14\)\(\mathrm{g}\)

・ \(10+14=24\)

・混ぜてできた食塩は\(24\)\(\mathrm{g}\)

\(3\)番目に、混ぜてできた食塩水の量を求めます。

濃度の求め方【ステップ\(3\)】

\(3\)、混ぜてできた食塩水の量を求める

・混ぜる食塩水は\(100\)\(\mathrm{g}\)と\(200\)\(\mathrm{g}\)

・ \(100+200=300\)

・混ぜてできた食塩水は\(300\)\(\mathrm{g}\)

\(4\)番目に、\(\mathrm{\frac{食塩の量}{食塩水の量}}\times100\)を計算します。

濃度の求め方【ステップ\(4\)】

\(4\)、\(\mathrm{\frac{食塩の量}{食塩水の量}}\times100\)を計算する

・混ぜてできた食塩の量は\(24\)\(\mathrm{g}\)

・混ぜてできた食塩水の量は\(300\)\(\mathrm{g}\)

・ \(\frac{24}{300}\times100=8\)

・食塩水の濃度は\(8\)\(\mathrm{\%}\)

答え
\(8\)\(\mathrm{\%}\)

カンタンに食塩水の濃度の求め方をまとめます。

濃度の求め方・食塩水を混ぜる

\(1\)、混ぜる食塩水の食塩の量を求める

\(2\)、混ぜてできた食塩の量を求める

\(3\)、混ぜてできた食塩水の量を求める

\(4\)、\(\mathrm{\frac{食塩の量}{食塩水の量}}\times100\)を計算する