数奇な数
計算方法

食塩水の濃度・蒸発

●食塩水の濃度の求め方・蒸発 \(3\)ステップ
●食塩水の濃度の求め方・蒸発 例題
●食塩水の濃度の求め方・蒸発 \(3\)ステップ\(1\)
●食塩水の濃度の求め方・蒸発 \(3\)ステップ\(2\)
●食塩水の濃度の求め方・蒸発 \(3\)ステップ\(3\)
●食塩水の濃度の求め方・蒸発【まとめ】
●濃度計算

食塩水の濃度の求め方・蒸発 \(3\)ステップ

「水を蒸発させる食塩水の濃度の計算方法は?」

水を蒸発させる食塩水の濃度の計算方法は次のとおり。

食塩水の濃度の求め方・蒸発 \(3\)ステップ

\(1\)、食塩の量を求める
\(2\)、蒸発したあとの食塩水の量を求める
\(3\)、\(\mathrm{\frac{食塩の量}{食塩水の量}}\times100\)を計算する

濃度の計算方法を\(1\)ステップずつ見ていきましょう。

食塩水の濃度の求め方・蒸発 例題

例題
\(5\)\(\mathrm{\%}\)の食塩水\(300\)\(\mathrm{g}\)から水を\(50\)\(\mathrm{g}\)蒸発させると、濃度は何\(\mathrm{\%}\)になりますか。

食塩水の濃度の求め方・蒸発 \(3\)ステップ\(1\)

水を蒸発させる食塩水の濃度を計算するときは、\(1\)番目に食塩の量を求めます。

水が蒸発する前と後の食塩の量は同じです。なので、水が蒸発する前の食塩水から食塩の量を求めます。

食塩水の濃度の求め方・蒸発\(1\)

\(1\)、食塩の量を求める
・   \(5\)\(\mathrm{\%}\)の食塩水\(300\)\(\mathrm{g}\)の食塩の量を求める
・   \(300\times\frac{5}{100}=15\vphantom{\Rule{0ex}{0ex}{1.2ex}}\)
・   食塩の量は\(15\)\(\mathrm{g}\)

食塩の量の求め方については
・   【入門】食塩の量の求め方・公式\(1\)ステップ
へどうぞ。

食塩水の濃度の求め方・蒸発 \(3\)ステップ\(2\)

\(2\)番目に、蒸発したあとの食塩水の量を求めます。

食塩水の濃度の求め方・蒸発\(2\)

\(2\)、蒸発したあとの食塩水の量を求める
・   食塩水\(300\)\(\mathrm{g}\)から水を\(50\)\(\mathrm{g}\)蒸発させる
・   \(300-50=250\)
・   蒸発したあとの食塩水の量は\(250\)\(\mathrm{g}\)

食塩水の濃度の求め方・蒸発 \(3\)ステップ\(3\)

\(3\)番目に、\(\mathrm{\frac{食塩の量}{食塩水の量}}\times100\)を計算します。

食塩水の濃度の求め方・蒸発\(3\)

\(3\)、\(\mathrm{\frac{食塩の量}{食塩水の量}}\times100\)を計算する
・   食塩の量は\(15\)\(\mathrm{g}\)
・   蒸発したあとの食塩水の量は\(250\)\(\mathrm{g}\)

・   \(\frac{15}{250}\times100=6\)
・   食塩水の濃度は\(6\)\(\mathrm{\%}\)

答え
\(6\)\(\mathrm{\%}\)

食塩水の濃度の求め方・蒸発【まとめ】

カンタンにポイントをまとめます。

食塩水の濃度の求め方・蒸発【まとめ】

\(1\)、食塩の量を求める
\(2\)、蒸発したあとの食塩水の量を求める
\(3\)、\(\mathrm{\frac{食塩の量}{食塩水の量}}\times100\)を計算する

食塩水の水を蒸発させるときポイント
・   水が蒸発する前と後の食塩の量は同じ

濃度計算

・   食塩水の濃度の計算
公式5パターン
・   【入門】食塩水の濃度の求め方・公式1ステップ
・   【入門】食塩の量の求め方・公式1ステップ
・   【入門】濃度の求め方・食塩水を混ぜる 4ステップ
・   【入門】食塩水の濃度の求め方
水を加える 3ステップ