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式の計算
解き方

文字式の利用・円周

●文字式の利用・円周 \(3\)ステップ
●文字式の利用・円周 例題
●文字式の利用・円周 \(3\)ステップ\(1\)
●文字式の利用・円周 \(3\)ステップ\(2\)
●文字式の利用・円周 \(3\)ステップ\(3\)
●文字式の利用・円周 \(3\)ステップ 答え
●文字式の利用・円周【まとめ】
●式の計算 解き方

文字式の利用・円周 \(3\)ステップ

「文字式を利用した円周の説明方法は?」

文字式を利用した円周の説明方法は次のとおり。

文字式の利用・円周 \(3\)ステップ

\(1\)、直径を文字で表す
\(2\)、文字式を使って円周の長さを求める
\(3\)、計算結果を使って説明する

文字式を利用した説明を見ていきましょう。

文字式の利用・円周 例題

例題
\(\mathrm{AB}\)を直径とする円があります。

\(\mathrm{AB}\)上に点\(\mathrm{P}\)をとり、\(\mathrm{AP}\)、\(\mathrm{PB}\)を直径とする円を書くと、\(2\)つの円周の長さの和は、もとの円周の長さと等しくなります。

このことを文字式を利用して説明しましょう。

文字式の利用・円周

文字式の利用・円周 \(3\)ステップ\(1\)

文字式を利用して円周の長さを説明するときは、\(1\)番目に直径を文字で表します。

文字で表すときは分かりやすいアルファベットを使います。

文字式の利用【ステップ\(1\)】

\(1\)、直径を文字で表す
・   \(\mathrm{AP}\)の長さを\(x\)、\(\mathrm{PB}\)の長さを\(y\)とする
・   文字式の利用・円周

文字式の利用・円周 \(3\)ステップ\(2\)

\(2\)番目に、文字式を使って円周を求めます。

\(3\)つの円周の長さをそれぞれ求めます。

文字式の利用の説明方法【ステップ\(2\)】

\(2\)、文字式を使って円周の長さを求める
・   \(\mathrm{AB}\)を直径とする円周の長さは
\((x+y)\times\pi=\pi x+\pi y\)

・   \(\mathrm{AP}\)を直径とする円周の長さは
\(x\times\pi=\pi x\)

・   \(\mathrm{PB}\)を直径とする円周の長さは
\(y\times\pi=\pi y\)

文字式の利用・円周 \(3\)ステップ\(3\)

\(3\)番目に、計算結果を使って説明します。

文字式の利用【ステップ\(3\)】

\(3\)、計算結果を使って説明する
・   \(2\)つの円周の長さの和は
\(\pi x+\pi y\)

・   \(\pi x+\pi y=\pi x+\pi y\)だから
\(2\)つの円周の長さの和は、もとの円周の長さと等しくなる

文字式の利用・円周 \(3\)ステップ 答え

\(\mathrm{AP}\)の長さを\(x\)、\(\mathrm{PB}\)の長さを\(y\)とする。

\(\mathrm{AB}\)を直径とする円周の長さは
\((x+y)\times\pi=\pi x+\pi y\)

\(\mathrm{AP}\)を直径とする円周の長さは
\(x\times\pi=\pi x\)
\(\mathrm{PB}\)を直径とする円周の長さは
\(y\times\pi=\pi y\)

このとき、\(2\)つの円周の長さの和は
\(\pi x+\pi y\)

\(\pi x+\pi y=\pi x+\pi y\)だから
\(2\)つの円周の長さの和は、もとの円周の長さと等しくなる。

文字式の利用・円周【まとめ】

カンタンに文字式を利用した円周の説明方法をまとめます。

文字式の利用・円周【まとめ】

・   直径を文字で表して、円周の長さを求める
・   計算結果を使って説明する

式の計算 解き方

・   文字式を利用した説明のしかた
カレンダー 4ステップ
・   文字式を利用した説明のしかた
誕生日 3ステップ
・   文字式の利用・規則性 3ステップ
・   次数の求め方・2ポイント
・   多項式の加法と減法・2ポイント