数奇な数
中2数学
連立方程式
文章題

連立方程式の解き方・文章題【年齢】

●連立方程式の解き方・文章題\(5\)ステップ
●連立方程式の解き方・年齢の文章題
●連立方程式の解き方・文章題【年齢】\(1\)
●連立方程式の解き方・文章題【年齢】\(2\)
●連立方程式の解き方・文章題【年齢】\(3\)
●連立方程式の解き方・文章題【年齢】\(4\)
●連立方程式の解き方・文章題【年齢】\(5\)
●連立方程式の解き方・文章題まとめ
●連立方程式 解き方

連立方程式の解き方・文章題\(5\)ステップ

「連立方程式の年齢の文章題って、どうやって解くの?」

次の順番で計算すると、年齢の文章題を連立方程式で解けるようになります。

連立方程式の解き方・年齢の文章題\(5\)ステップ

\(1\)、現在の年齢を\(x\)、\(y\)とする
\(2\)、現在の年齢から方程式を作る
\(3\)、未来の年齢を求める
\(4\)、未来の年齢から方程式を作る
\(5\)、連立方程式を解く

\(1\)ステップずつ、解き方を見ていきましょう。

連立方程式の解き方については
・   連立方程式の解き方・\(3\)ステップ
へどうぞ。

連立方程式の解き方・年齢の文章題

まずは年齢の文章題です。

問題
現在、父の年齢は子どもの年齢の\(7\)倍です。\(10\)年後には、父の年齢が子どもの年齢の\(3\)倍になります。現在の父と子どもの年齢を求めましょう。

連立方程式の解き方・文章題【年齢】\(1\)

年齢の連立方程式を解くときは、\(1\)番目に現在の年齢を\(x\)、\(y\)とします。ここでは父の年齢を\(x\)才、子どもの年齢を\(y\)才とします。

解き方【ステップ\(1\)】

\(1\)、現在の年齢を\(x\)、\(y\)とする
・   父の年齢を\(x\)才とする
・   子どもの年齢を\(y\)才とする

連立方程式の解き方・文章題【年齢】\(2\)

\(2\)番目に、現在の年齢から方程式を作ります。問題文の「父の年齢は子どもの年齢の\(7\)倍」から、現在の年齢の方程式を作ります。

解き方【ステップ\(2\)】

\(2\)、現在の年齢から方程式を作る
・   父の年齢=子どもの年齢×\(7\)
・   \(x=7y\)

連立方程式の解き方・文章題【年齢】\(3\)

\(3\)番目に、未来の年齢を求めます。ここでは\(10\)年後の父と子どもの年齢を求めます。

解き方【ステップ\(3\)】

\(3\)、未来の年齢を求める
・   \(10\)年後の父の年齢\(\hskip2pt=x+10\)
・   \(10\)年後の子どもの年齢\(\hskip2pt=y+10\)

連立方程式の解き方・文章題【年齢】\(4\)

\(4\)番目に、未来の年齢から方程式を作ります。問題文の「\(10\)年後には、父の年齢が子どもの年齢の\(3\)倍になる」から、未来の年齢の方程式を作ります。

解き方【ステップ\(4\)】

\(4\)、未来の年齢から方程式を作る
・   \(10\)年後の父の年齢\(\hskip2pt=3\times\hskip2pt\)\(10\)年後の子どもの年齢
・   \(x+10=3(y+10)\)

連立方程式の解き方・文章題【年齢】\(5\)

\(5\)番目に、連立方程式を解きます。ステップ\(2\)と\(4\)で作った方程式を連立方程式として解きます。

解き方【ステップ\(5\)】

\(5\)、連立方程式を解く
・   \(\left\{\begin{array}{l}x=7y\cdots①\\x+10=3(y+10)\cdots②\end{array}\right.\)

・   \(x=7y\)を\(②\)に代入する
\(\begin{alignat}{2}\mathrm{・}\hskip5pt&&\mathord{7y+10}&=3(y+10)\cr&&\mathord{4y}&=20\cr&&\mathord{y}&=5\cr\end{alignat}\)

・   \(y=5\)を\(①\)に代入する
・   \(x=35\)

答え
父の年齢は\(35\)才
子どもの年齢は\(5\)才

連立方程式の解き方・文章題まとめ

ポイントをカンタンにまとめます。年齢の文章題を連立方程式で解く方法です。

連立方程式の解き方・年齢【まとめ】

・   現在の年齢を\(x\)、\(y\)とする
・   現在の年齢から方程式を作る
・   過去の年齢から方程式を作る

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