連立方程式の解き方・道のり【往復の応用】\(4\)
\(4\)番目に、道のり・速さ・時間の公式を使って、帰りの時間の方程式を作ります。\(\mathrm{B}\)町から峠までの時間と峠から\(\mathrm{A}\)町までの時間を足すと\(\frac{89}{60}\)時間になる、という方程式を作ります。
往復する問題を解くときは、行きと帰りは上りと下りが反対なので、速さも反対にします。
解き方【ステップ\(4\)】
\(4\)、道のり・速さ・時間の公式を使って、帰りの時間を求める
・ \(\mathrm{B}\)町から峠までの道のりは\(y\)、速さは\(3\)
・ \(\mathrm{B}\)町から峠までの時間\(\hskip2pt=\frac{y}{3}\)
・ 峠から\(\mathrm{A}\)町までの道のりは\(x\)、速さは\(4.8\)
・ 峠から\(\mathrm{A}\)町までの時間\(\hskip2pt=\frac{5}{24}x\)
・ \(\mathrm{B}\)町から峠までの時間\(+\)峠から\(\mathrm{A}\)町までの時間=帰りの時間
・ \(\frac{y}{3}+\frac{5}{24}x=\frac{89}{60}\vphantom{\Rule{0ex}{0ex}{1.2ex}}\)
・ \(\frac{5}{24}x+\frac{y}{3}=\frac{89}{60}\)