数奇な数
解き方

連立方程式の解き方・個数と代金の利用

●連立方程式の解き方・個数と代金の利用
●連立方程式の問題・個数と代金の利用
●連立方程式の解き方・個数と代金の利用\(1\)
●連立方程式の解き方・個数と代金の利用\(2\)
●連立方程式の解き方・個数と代金の利用\(3\)
●連立方程式の解き方・個数と代金の利用\(4\)
●連立方程式の解き方・個数と代金【まとめ】
●連立方程式 解き方

連立方程式の解き方・個数と代金の利用

「個数と代金の連立方程式って、どうやって解くの?」

個数と代金の利用の連立方程式の解き方は次のとおり。

連立方程式の解き方・個数と代金の利用

\(1\)、求める個数を\(x\)、\(y\)とする
\(2\)、個数を整理して方程式を作る
\(3\)、代金を整理して方程式を作る
\(4\)、連立方程式を解く

\(1\)ステップずつ、解き方を見ていきましょう。

連立方程式の解き方については
・   連立方程式の解き方・\(3\)ステップ
へどうぞ。

連立方程式の問題・個数と代金の利用

個数と代金を利用した連立方程式の問題です。

問題
果物屋さんでリンゴとバナナとミカンを買ったところ、合計代金は\(8240\)円でした。

買った果物は全部で\(50\)個あり、そのうち\(6\)個はミカンです。

リンゴ、バナナ、ミカンの\(1\)個の代金は次のとおりです。

・   リンゴ \(130\)円
・   バナナ \(210\)円
・   ミカン \(60\)円

リンゴとバナナを何個ずつ買ったのか求めましょう。

連立方程式の解き方・個数と代金の利用\(1\)

個数と代金の連立方程式で解くときは、\(1\)番目に求める個数を\(x\)、\(y\)とします。ここではリンゴを\(x\)個、バナナを\(y\)個とします。

解き方【ステップ\(1\)】

\(1\)、求める個数を\(x\)、\(y\)とする
・   リンゴを\(x\)個とする
・   バナナを\(y\)個とする

連立方程式の解き方・個数と代金の利用\(2\)

\(2\)番目に、個数を整理して方程式を作ります。問題文の「果物は全部で\(50\)個あり、そのうち\(6\)個はミカンです」から個数の方程式を作ります。

解き方【ステップ\(2\)】

\(2\)、個数を整理して方程式を作る
・   リンゴの個数\(\hskip2pt+\hskip2pt\)バナナの個数\(\hskip2pt+\hskip2pt\)ミカンの個数\(\hskip2pt=\hskip2pt\)\(50\)
・   \(x+y+6=50\)

・   整理する
\(\begin{alignat}{2}\mathrm{・}\hskip5pt&&\mathord{x+y+6}&=50\cr&&\mathord{x+y}&=44\cr\end{alignat}\)

連立方程式の解き方・個数と代金の利用\(3\)

\(3\)番目に、代金を整理して方程式を作ります。

解き方【ステップ\(3\)】

\(3\)、代金を整理して方程式を作る
・   リンゴの代金\(\hskip2pt+\hskip2pt\)バナナの代金\(\hskip2pt+\hskip2pt\)ミカンの代金\(\hskip2pt=8240\)
・   \(130x+210y+360=8240\)

・   整理する
\(\begin{alignat}{2}\mathrm{・}\hskip5pt&&\mathord{130x+210y+360}&=8240\cr&&\mathord{130x+210y}&=7880\cr&&\mathord{13x+21y}&=788\cr\end{alignat}\)

連立方程式の解き方・個数と代金の利用\(4\)

\(4\)番目に、連立方程式を解きます。

解き方【ステップ\(4\)】

\(4\)、連立方程式を解く
・   \(\left\{\begin{array}{l}x+y=44\cdots①\\13x+21y=788\cdots②\end{array}\right.\)

・   \(\begin{alignat}{3}&\hskip2pt13x&\hskip2pt+&\hskip2pt\phantom{\mathord{-/y}}\llap{13y}&\hskip2pt=&\hskip2pt\phantom{\mathord{-216}}\llap{572}&\hskip2pt\rlap{\cdots①\times13}\\-)&\hskip2pt13x&\hskip2pt+&\hskip2pt\phantom{\mathord{-8y}}\llap{21y}&\hskip2pt=&\hskip2pt\phantom{\mathord{-216}}\llap{788}&\hskip2pt\rlap{\cdots②}\\\hline&\hskip2pt&&\hskip2pt\mathord{-8y}\hskip2pt&=&\hskip2pt\mathord{-216}\\&\hskip2pt&&\hskip2pt\phantom{\mathord{-8y}}\llap{y}\hskip2pt&=&\hskip2pt\phantom{\mathord{-216}}\llap{27}&\end{alignat}\)

・   \(y=27\)を\(①\)に代入する
\(\begin{alignat}{2}\mathrm{・}\hskip5pt&&\mathord{x+27}&=44\cr&&\mathord{x}&=17\cr\end{alignat}\)

答え
リンゴは\(17\)個、バナナは\(27\)個

連立方程式の解き方・個数と代金【まとめ】

カンタンにポイントをまとめましょう。個数と代金を利用した連立方程式の解き方です。

連立方程式の解き方・個数と代金【まとめ】

・   求める個数を\(x\)、\(y\)とする
・   個数を整理して方程式を作る
・   代金を整理して方程式を作る
・   連立方程式を解く

連立方程式 解き方

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