連立方程式の解き方・正方形と長方形●連立方程式の解き方・正方形と長方形●連立方程式の問題・正方形と長方形●連立方程式の解き方・正方形と長方形\(1\)●連立方程式の解き方・正方形と長方形\(2\)●連立方程式の解き方・正方形と長方形\(3\)●連立方程式の解き方・正方形と長方形\(4\)●連立方程式の解き方・正方形と長方形 まとめ●連立方程式 解き方
連立方程式の解き方・正方形と長方形「正方形と長方形の連立方程式って、どうやって解くの?」次の順番で計算すると、正方形と長方形の連立方程式を解けるようになります。連立方程式の解き方・正方形と長方形\(1\)、求めるものを\(x\)、\(y\)とする\(2\)、長方形の周の長さから方程式を作る\(3\)、正方形の縦と横の長さから方程式を作る\(4\)、連立方程式を解く\(1\)ステップずつ、解き方を見ていきましょう。連立方程式の解き方については・ 連立方程式の解き方・\(3\)ステップへどうぞ。
連立方程式の問題・正方形と長方形正方形と長方形の連立方程式の問題です。問題周の長さが\(32\)\(\mathrm{cm}\)の長方形があります。下の図のように、長方形を縦に\(5\)つ、横に\(3\)つ並べると正方形になります。長方形の縦と横の長さを求めましょう。
連立方程式の解き方・正方形と長方形\(1\)正方形と長方形の連立方程式を解くときは\(1\)番目に、求めるものを\(x\)、\(y\)とします。ここでは長方形の縦の長さを\(x\)\(\mathrm{cm}\)、横の長さを\(y\)\(\mathrm{cm}\)とします。解き方【ステップ\(1\)】\(1\)、求めるものを\(x\)、\(y\)とする・ 長方形の縦の長さを\(x\)\(\mathrm{cm}\)とする・ 長方形の横の長さを\(y\)\(\mathrm{cm}\)とする
連立方程式の解き方・正方形と長方形\(2\)\(2\)番目に、長方形の周の長さから方程式を作ります。解き方【ステップ\(2\)】\(2\)、長方形の周の長さから方程式を作る・ 周の長さは\(32\)\(\mathrm{cm}\)・ 縦\(\hskip2pt\times2+\hskip2pt\)横\(\hskip2pt\times2=\hskip2pt\)周の長さ・ \(2x+2y=32\)
連立方程式の解き方・正方形と長方形\(3\)\(3\)番目に、正方形の縦と横の長さから方程式を作ります。正方形の縦と横の長さは等しい、という方程式を作ります。解き方【ステップ\(3\)】\(3\)、正方形の縦と横の長さから方程式を作る・ 正方形の縦と横の長さは等しい・ 正方形の縦の長さ\(\hskip2pt=\hskip2pt\)長方形の縦の長さの\(5\)倍 \(\hskip66pt=5x\)・ 正方形の横の長さ\(\hskip2pt=\hskip2pt\)長方形の横の長さの\(3\)倍 \(\hskip66pt=3y\)・ ・ \(5x=3y\)
連立方程式の解き方・正方形と長方形\(4\)\(4\)番目に、連立方程式を解きます。解き方【ステップ\(4\)】\(4\)、連立方程式を解く・ \(\left\{\begin{array}{l}2x+2y=32\cdots①\\5x=3y\cdots②\end{array}\right.\)・ \(②\)より\(y=\frac{5}{3}x\)を\(①\)に代入する \(\begin{alignat}{2}\mathrm{・}\hskip5pt&&\mathord{\textstyle{2x+\frac{10}{3}x}}&=32\cr&&\mathord{6x+10x}&=96\cr&&\mathord{x}&=6\cr\end{alignat}\)・ \(x=6\)を\(y=\frac{5}{3}x\)に代入する \(\begin{alignat}{2}\mathrm{・}\hskip5pt&&\mathord{y}&=\textstyle{\frac{5}{3}\times6}\cr&&\mathord{}&=10\cr\end{alignat}\)答え縦の長さは\(6\)\(\mathrm{cm}\)、横の長さは\(10\)\(\mathrm{cm}\)
連立方程式の解き方・正方形と長方形 まとめポイントをカンタンにまとめます。正方形と長方形の連立方程式の解き方です。連立方程式の解き方・正方形と長方形 まとめ・ 求めるものを\(x\)、\(y\)とする・ 長方形と正方形の性質を使って方程式を作る・ 連立方程式を解く