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連立方程式の解き方・文章題【整数】

●連立方程式の解き方・文章題\(3\)ステップ
●連立方程式の解き方・文章題
●連立方程式の解き方・文章題【整数】\(1\)
●連立方程式の解き方・文章題【整数】\(2\)\(-1\)
●連立方程式の解き方・文章題【整数】\(2\)\(-2\)
●連立方程式の解き方・文章題【整数】\(3\)
●連立方程式の解き方・文章題【整数】まとめ
●連立方程式 解き方

連立方程式の解き方・文章題\(3\)ステップ

「整数の連立方程式って、どうやって解くの?」

次の順番で計算すると、整数の文章題を連立方程式で解けるようになります。

連立方程式の解き方・整数の文章題\(3\)ステップ

\(1\)、求める整数を\(x\)、\(y\)とする
\(2\)、問題から等しい関係を読み取って、方程式を\(2\)つ作る
\(3\)、連立方程式を解く

\(1\)ステップずつ、解き方を見ていきましょう。

連立方程式の解き方については
・   連立方程式の解き方・\(3\)ステップ
へどうぞ。

連立方程式の解き方・文章題

まずは文章題です。

問題
\(2\)つの整数があります。大きいほうの整数から小さいほうの整数を引くと\(40\)になります。また、小さいほうの整数の\(2\)倍に\(10\)を足すと大きいほうの整数と等しくなります。\(2\)つの整数を求めましょう。

連立方程式の解き方・文章題【整数】\(1\)

整数の文章題を連立方程式で解くときは、\(1\)番目に求める整数を\(x\)、\(y\)とします。ここでは大きい整数を\(x\)、小さい整数を\(y\)とします。

解き方【ステップ\(1\)】

\(1\)、求める位の数を\(x\)、\(y\)とする
・   大きい整数を\(x\)とする
・   小さい整数を\(y\)とする

連立方程式の解き方・文章題【整数】\(2\)\(-1\)

\(2\)番目に、問題から等しい関係を読み取って、方程式を\(2\)つ作ります。\(1\)つ目の方程式は「大きいほうの整数から小さいほうの整数を引くと\(40\)になる」から作ります。

解き方【ステップ\(2\)】

\(2\)、問題から等しい関係を読み取って、方程式を\(2\)つ作る
・   大きいほうの整数から小さいほうの整数を引くと\(40\)になる
・   \(x-y=40\)

連立方程式の解き方・文章題【整数】\(2\)\(-2\)

\(2\)つ目の方程式は「小さいほうの整数の\(2\)倍に\(10\)を足すと大きいほうの整数と等しくなる」から作ります。

解き方【ステップ\(2\)】

\(2\)、問題から等しい関係を読み取って、方程式を\(2\)つ作る
・   小さいほうの整数の\(2\)倍に\(10\)を足すと大きいほうの整数と等しくなる
・   \(2y+10=x\)

連立方程式の解き方・文章題【整数】\(3\)

\(3\)番目に、連立方程式を解きます。

解き方【ステップ\(3\)】

\(3\)、連立方程式を解く
・   \(\left\{\begin{array}{l}x-y=40\cdots①\\2y+10=x\cdots②\end{array}\right.\)

・   \(x=2y+10\)を\(①\)に代入する
\(\begin{alignat}{2}\mathrm{・}\hskip5pt&&\mathord{2y+10-y}&=40\cr&&\mathord{y}&=30\cr\end{alignat}\)

・   \(y=30\)を\(①\)に代入する
\(\begin{alignat}{2}\mathrm{・}\hskip5pt&&\mathord{x-30}&=40\cr&&\mathord{x}&=70\cr\end{alignat}\)

答え
大きいほうの整数は\(70\)
小さいほうの整数は\(30\)

連立方程式の解き方・文章題【整数】まとめ

ポイントをカンタンにまとめます。整数の文章題を連立方程式で解く方法です。

連立方程式の解き方・文章題【まとめ】

・   求める整数を\(x\)、\(y\)とする
・   問題から等しい関係を読み取って、連立方程式を作って解く

連立方程式 解き方

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