数奇な数
解き方

等式の変形の解き方

●等式の変形の解き方・\(3\)ステップ
●等式の変形 例題
●等式の変形の解き方・\(3\)ステップ\(1\)
●等式の変形の解き方・\(3\)ステップ\(2\)
●等式の変形の解き方・\(3\)ステップ\(3\)
●等式の変形の解き方【まとめ】
●式の計算 解き方

等式の変形の解き方・\(3\)ステップ

「等式の変形の解き方は?」

等式の変形の解き方は次のとおり。

等式の変形の解き方・\(3\)ステップ

\(1\)、解く文字の項を左辺に移す
\(2\)、解く文字に足した数を移項する
\(3\)、解く文字に掛けた数を割る

等式の変形のやり方を見ていきましょう。

等式の変形 例題

次の等式を\(b\)について解きましょう。
\(a=5b-c\)

等式の変形の解き方・\(3\)ステップ\(1\)

等式の変形をするときは、\(1\)番目に解く文字の式を左辺に移します。ここでは\(b\)について解くので、\(5b\)を左辺に移します。

等式の変形の解き方\(1\)

\(1\)、解く文字の項を左辺に移す
・   \(5b\)を移項する
\(\begin{alignat}{2}\mathrm{・}\hskip5pt&&\mathord{a}&=5b-c\cr&&\mathord{a-5b}&=-c\cr\end{alignat}\)

等式の変形の解き方・\(3\)ステップ\(2\)

\(2\)番目に、解く文字に足した式を移項します。

等式の変形の解き方\(2\)

\(2\)、解く文字に足した数を移項する
・   \(a-5b\)は\(a+(-5b)\)だから
\(-5b\)に足した数は\(a\)

・   \(-5b\)に足した\(a\)を移項する
\(\begin{alignat}{2}\mathrm{・}\hskip5pt&&\mathord{a-5b}&=-c\cr&&\mathord{-5b}&=-c-a\cr\end{alignat}\)

等式の変形の解き方・\(3\)ステップ\(3\)

\(3\)番目に、解く文字に掛けた式を割ります。

等式の変形の解き方\(3\)

\(3\)、解く文字に掛けた数を割る
・   \(b\)に掛けた\(-5\)で割る
\(\begin{alignat}{2}\mathrm{・}\hskip5pt&&\mathord{-5b\div(-5)}&=(-c-a)\div(-5)\cr&&\mathord{b}&=\textstyle{\frac{c+a}{5}}\cr\end{alignat}\)

答え
\(b=\frac{c+a}{5}\)

等式の変形の解き方【まとめ】

カンタンに等式の変形の解き方をまとめます。

等式の変形の解き方【まとめ】

\(1\)、解く文字の項を左辺に移す
\(2\)、解く文字に足した数を移項する
\(3\)、解く文字に掛けた数を割る

式の計算 解き方

・   等式の変形
分数の2ポイント
・   等式の変形の応用問題
三角形 2ステップ
・   等式の変形の応用問題
多項式 3ステップ
・   等式の変形の応用問題
おうぎ形 2ステップ
・   文字式を利用した説明のしかた
偶数と奇数の和 3ステップ