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円周率

●円周率とは?用語のポイント
●円周率の\(5\)つのポイント\(1\)
●円周率の\(5\)つのポイント\(2\)
●円周率の\(5\)つのポイント\(3\)
●円周率の\(5\)つのポイント\(4\)
●円周率の\(5\)つのポイント\(5\)
●円周率・まとめ
●図形の用語

円周率とは?用語のポイント

「円周率とは?」

円周率(えんしゅうりつ)とは、円周の長さが直径の長さの何倍なのかを表す数です。

・   円周率
円周率

円周率の\(5\)つのポイント
\(1\)、カンタンな円周率の求め方
\(2\)、算数は\(3.14\)、数学は\(\pi\)を円周率として使う
\(3\)、円周率の終わり
\(4\)、円周率 \(50\)桁
\(5\)、円周率 \(100\)桁

\(5\)つのポイントをそれぞれ見ていきましょう。

円周率の\(5\)つのポイント\(1\)

カンタンな円周率の求め方は次のとおり。

\(1\)、ヒモで円を作る
\(2\)、直径の長さを調べる
\(3\)、ヒモの長さから円周の長さを調べる
\(4\)、円周の長さを直径の長さで割る

\(4\)で求めた答えが円周率です。茶筒や\(500\)円玉のように丸いものにヒモを巻くと、カンタンに円が作れます。

円周率の\(5\)つのポイント\(2\)

算数は\(3.14\)、数学は\(\pi\)を円周率として使います。

問題
直径\(10\mathrm{cm}\)の円周の長さを求めましょう。

算数の解き方

・    円周の長さ\(\hskip2pt=10\times3.14=31.4\)
・    答え \(31.4\mathrm{cm}\)

数学の解き方
・    円周の長さ\(\hskip2pt=10\times\pi=10\pi\)
・    答え \(10\pi\mathrm{cm}\)

ちなみに円周率\(\pi\)の由来は、ギリシャ語で「まわり」を意味する「περίμετρος」の頭文字だそうです。

円周率の\(5\)つのポイント\(3\)

円周率に終わりはありません。

円周率について、算数では\(3.14\)と習いましたが、くわしく計算すると\(3.14159\cdots\)のように、限りなく続く数であることが知られています。

円周率に終わりはないので「円周率の最後の数字」というのもありません。

円周率の\(5\)つのポイント\(4\)

円周率をくわしく見てみましょう。まずは円周率\(50\)桁です。見やすいよう、小数点以下を\(10\)桁ずつ区切っています。

・   円周率\(50\)桁
\(3.\)
\(1415926535\)
\(8979323846\)
\(2643383279\)
\(5028841971\)
\(6939937510\)

円周率の\(5\)つのポイント\(5\)

円周率\(100\)桁です。

・   円周率\(100\)桁
\(3.\)
\(1415926535\)
\(8979323846\)
\(2643383279\)
\(5028841971\)
\(6939937510\)
\(5820974944\)
\(5923078164\)
\(0628620899\)
\(8628034825\)
\(3421170679\)

円周率・まとめ

カンタンに円周率のポイントをまとめます。

円周率のポイント

・   円周率(えんしゅうりつ)とは、円周の長さが直径の長さの何倍なのかを表す数のこと
・   算数は\(3.14\)、数学は\(\pi\)を円周率として使う
・   円周率は\(3.14159\cdots\)のように、限りなく続く数である

図形の用語

・   二等辺三角形とは?用語のポイント
・   内角とは?用語のポイント
・   外角とは?用語のポイント
・   同位角とは?用語のポイント
・   錯角とは?用語のポイント