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整数

●整数とは?用語のポイント
●整数の\(5\)つのポイント\(1\)
●整数の\(5\)つのポイント\(2\)
●整数の\(5\)つのポイント\(3\)
●整数の\(5\)つのポイント\(4\)
●整数の\(5\)つのポイント\(5\)
●整数【まとめ】
●計算の用語

整数とは?用語のポイント

「整数とは?」

整数(せいすう)とは、\(1\)から始まり、\(1\)を次々と足す、または引いて得られる数のことです。

例えば、\(1\)、\(2\)、\(3\)、\(\cdots\)の他に
\(0\)、\(-1\)、\(-2\)、\(-3\)、\(\cdots\)は整数です。

ここでは整数の\(5\)つのポイントを見ていきましょう。

整数の\(5\)つのポイント

\(1\)、\(0\)は整数である
\(2\)、\(0\)は正の整数ではない
\(3\)、分数は整数ではない
\(4\)、小数は整数ではない
\(5\)、整数と自然数の違い

整数の\(5\)つのポイント\(1\)

\(0\)は整数です。

整数に含まれる数は正の整数、\(0\)、負の整数です。なので\(0\)は整数です。

\(0\)は整数である
0は整数である

整数の\(5\)つのポイント\(2\)

\(0\)は正の整数ではありません。

\(0\)は正の数ではないので、正の整数ではありません。正の整数は\(1\)以上の整数です。

\(0\)は正の整数ではない
0は整数である

整数の\(5\)つのポイント\(3\)

分数は整数ではありません。

例えば\(\frac{1}{2}\)は、\(1\)に\(1\)を次々と足したり引いたりしても得られないので、整数ではありません。

整数の\(5\)つのポイント\(4\)

小数は整数ではありません。

例えば\(1.3\)は、\(1\)に\(1\)を次々と足したり引いたりしても得られないので、整数ではありません。

整数の\(5\)つのポイント\(5\)

整数と自然数の違いは次のとおり。

整数と自然数の違い

・   整数は負の整数、\(0\)、正の整数を含む
・   自然数とは正の整数のことだから、\(0\)と負の整数を含まない
・   整数と自然数の違い

自然数は正の整数のことであり、整数の一部です。

自然数については
・   自然数とは?用語のポイント
へどうぞ。

整数【まとめ】

カンタンに整数のポイントをまとめます。

整数【まとめ】

・   整数とは、\(1\)から始まり、\(1\)を次々と足す、または引いて得られる数のこと
・   \(0\)は整数であるが、正の整数ではない
・   分数や小数は整数ではない
・   整数は\(0\)と負の整数を含む
・   自然数は\(0\)と負の整数を含まない

計算の用語

・   自然数とは?用語のポイント
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