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連立方程式の解き方・文章題【配る】

●連立方程式の解き方・文章題【配る】
●連立方程式の解き方・配る文章題
●連立方程式の解き方・文章題【配る】\(1\)
●連立方程式の解き方・文章題【配る】\(2\)\(-1\)
●連立方程式の解き方・文章題【配る】\(2\)\(-2\)
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●連立方程式の解き方・配る【まとめ】
●連立方程式 解き方

連立方程式の解き方・文章題【配る】

「連立方程式の配る文章題って、どうやって解くの?」

次の順番で計算すると、配る文章題を連立方程式で解けるようになります。

連立方程式の解き方・配る文章題\(3\)ステップ

\(1\)、人とモノの数を\(x\)、\(y\)とする
\(2\)、人と配る数から、モノの数の方程式を\(2\)つ作る
\(3\)、連立方程式を解く

\(1\)ステップずつ、解き方を見ていきましょう。

連立方程式の解き方については
・   連立方程式の解き方・\(3\)ステップ
へどうぞ。

連立方程式の解き方・配る文章題

まずはモノを配る文章題です。

問題
イチゴを子どもに配るのに、\(1\)人に\(7\)個ずつ配ると\(2\)個余り、\(9\)個ずつ配ると\(6\)個足りませんでした。イチゴの数と子どもの人数を求めましょう。

連立方程式の解き方・文章題【配る】\(1\)

配る文章題の連立方程式を解くときは、\(1\)番目に人とモノの数を\(x\)、\(y\)とします。ここでは子どもの人数を\(x\)人、イチゴの数を\(y\)個とします。

解き方【ステップ\(1\)】

\(1\)、人とモノの数を\(x\)、\(y\)とする
・   子どもの人数を\(x\)人とする
・   イチゴの数を\(y\)個とする

連立方程式の解き方・文章題【配る】\(2\)\(-1\)

\(2\)番目に、人と配る数から、モノの数の方程式を\(2\)つ作ります。余りがあるときの方程式の作り方は次のとおり。

余りがあるときの方程式の作り方

・   モノの数\(\hskip2pt=\hskip2pt\)\(1\)人に配る数\(\hskip2pt\times\hskip2pt\)人数\(\hskip2pt+\hskip2pt\)余り

解き方【ステップ\(2\)】
\(2\)、人と配る数から、モノの数の方程式を\(2\)つ作る
・   イチゴを\(1\)人に\(7\)個ずつ配ると\(2\)個余る
・   イチゴの数は\(y\)、配る数は\(7\)、人数は\(x\)、余りは\(2\)
・   \(y=7\times x+2=7x+2\)

連立方程式の解き方・文章題【配る】\(2\)\(-2\)

足りないときの方程式の作り方は次のとおり。

足りないときの方程式の作り方

・   モノの数\(\hskip2pt=\hskip2pt\)\(1\)人に配る数\(\hskip2pt\times\hskip2pt\)人数\(\hskip2pt-\hskip2pt\)足りない数

解き方【ステップ\(2\)】
\(2\)、人と配る数から、モノの数の方程式を\(2\)つ作る
・   イチゴを\(1\)人に\(9\)個ずつ配ると\(6\)個足りない
・   イチゴの数は\(y\)、配る数は\(9\)、人数は\(x\)、足りない数は\(6\)
・   \(y=9\times x-6=9x-6\)

連立方程式の解き方・文章題【配る】\(3\)

\(3\)番目に、連立方程式を解きます。ステップ\(2\)で作った\(2\)つの方程式を連立方程式として解きます。

解き方【ステップ\(3\)】

\(5\)、連立方程式を解く
・   \(\left\{\begin{array}{l}y=7x+2\cdots①\\y=9x-6\cdots②\end{array}\right.\)

・   \(①\)より\(y=7x+2\)を\(②\)に代入する
\(\begin{alignat}{2}\mathrm{・}\hskip5pt&&\mathord{7x+2}&=9x-6\cr&&\mathord{-2x}&=-8\cr&&\mathord{x}&=4\cr\end{alignat}\)

・   \(x=4\)を\(①\)に代入する
\(\begin{alignat}{2}\mathrm{・}\hskip5pt&&\mathord{y}&=7\times4+2\cr&&\mathord{}&=30\cr\end{alignat}\)

答え
子どもは\(4\)人、イチゴは\(30\)個

連立方程式の解き方・配る【まとめ】

ポイントをカンタンにまとめます。配る文章題を連立方程式で解く方法です。

連立方程式の解き方・配る【まとめ】

・   人と配る数から、モノの数の方程式を\(2\)つ作る
・   余りがあるときの方程式の作り方
モノの数\(\hskip2pt=\hskip2pt\)\(1\)人に配る数\(\hskip2pt\times\hskip2pt\)人数\(\hskip2pt+\hskip2pt\)余り
・   足りないときの方程式の作り方
モノの数\(\hskip2pt=\hskip2pt\)\(1\)人に配る数\(\hskip2pt\times\hskip2pt\)人数\(\hskip2pt-\hskip2pt\)足りない数

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