数奇な数
中1数学
正負の数

正負の数・平均の求め方

●正負の数・平均の求め方 \(2\)ステップ
●正負の数・平均の例題
●正負の数・平均の求め方 \(2\)ステップ\(1\)
●正負の数・平均の求め方 \(2\)ステップ\(2\)
●正負の数・平均の求め方【まとめ】
●正負の数 解き方

正負の数・平均の求め方 \(2\)ステップ

「正負の数を使った平均の求め方は?」

正負の数の平均の求め方は次のとおり。

正負の数・平均の求め方 \(2\)ステップ

\(1\)、基準との違いを求める
\(2\)、基準との違いを使って、平均を求める

平均の求め方を見ていきましょう。

正負の数・平均の例題

例題
下の表は\(\mathrm{A}\)、\(\mathrm{B}\)、\(\mathrm{C}\)、\(\mathrm{D}\)、\(\mathrm{E}\)の\(5\)人の点数を、\(5\)点を基準にして、それより高い点数は正の数、低い点数は負の数で表わしたものです。

\(\begin{alignat}{3}&\hline\hskip25pt\llap{\mathrm{A}}&\hskip25pt\llap{\mathrm{B}}&\hskip25pt\llap{\mathrm{C}}&\hskip25pt\llap{\mathrm{D}}&\hskip25pt\llap{\mathrm{E}}\\&\hskip25pt\llap{\mathrm{-1}}&\hskip25pt\llap{\mathrm{3}}&\hskip25pt\llap{}&\hskip25pt\llap{\mathrm{4}}&\hskip25pt\llap{\mathrm{1}}\hskip15pt\\&\hline&\end{alignat}\)

\(1\)、\(\mathrm{C}\)の点数が\(3\)点のとき、空らんに当てはまる数を求めましょう。
\(2\)、\(5\)人の平均点を求めましょう。

正負の数・平均の求め方 \(2\)ステップ\(1\)

平均を求めるときは、\(1\)番目に基準との違いを求めます。

基準との違いを求める式は次のとおり。

基準との違いを求める式

・   それぞれの値\(\hskip2pt-\hskip2pt\)基準

平均の求め方【パターン\(1\)】
\(1\)、基準との違いを求める
・   \(\mathrm{C}\)の点数は\(3\)、基準は\(5\)
・   \(3-5=-2\)
・   基準との違いは\(-2\)

・   \(\mathrm{C}\)の点数は基準より\(2\)点低いから
\(-2\)

答え
\(-2\)

正負の数・平均の求め方 \(2\)ステップ\(2\)

\(2\)番目に、基準との違いを使って平均を求めます。

平均を求める式は次のとおり。

平均を求める式

・   基準との違いの合計\(\hskip2pt\div\hskip2pt\)個数\(\hskip2pt+\hskip2pt\)基準

平均の求め方【パターン\(2\)】
\(2\)、基準との違いを使って、平均を求める
・   基準との違いの合計の式は
\(-1+3-2+4+1\)
・   個数は\(5\)人だから\(5\)
・   基準は\(5\)点だから\(5\)

・   \(\phantom{={}}(-1+3-2+4+1)\div5+5\)
\(=5\div5+5\)
\(=1+5\)
\(=6\)

答え
平均点は\(6\)点

正負の数・平均の求め方【まとめ】

カンタンに正負の数を使った平均の求め方をまとめます。

正負の数・平均の求め方【まとめ】

・   基準との違いを求める
・   平均を求める

求める式
・   基準との違い\(\hskip2pt=\hskip2pt\)それぞれの値\(\hskip2pt-\hskip2pt\)基準
・   平均\(\hskip2pt=\hskip2pt\)基準との違いの合計\(\hskip2pt\div\hskip2pt\)個数\(\hskip2pt+\hskip2pt\)基準

正負の数 解き方

・   正負の数・平均の応用 2パターン
・   正負の数・加法(足し算)2ステップ
・   正負の数
減法(引き算)が解ける2つのポイント
・   加法と減法の混じった計算
【かっこあり】3ステップ
・   加法と減法の混じった計算
【かっこなし】3ステップ