数奇な数
解き方

乗法と除法の混じった計算

●乗法と除法の混じった計算
●乗法と除法の混じった計算 例題
●乗法と除法の混じった計算\(1\)
●乗法と除法の混じった計算\(2\)
●乗法と除法の混じった計算\(3\)
●乗法と除法の混じった計算\(4\)
●乗法と除法の混じった計算【まとめ】
●正負の数 解き方

乗法と除法の混じった計算

「乗法と除法の混じった計算って、どうやるの?」

乗法と除法の混じった計算のやり方は次のとおり。

乗法と除法の混じった計算・\(4\)ステップ

\(1\)、除法を乗法に直す
\(2\)、負の数の個数を調べる
\(3\)、答えの符号を求める
\(4\)、乗法を計算する

計算のやり方を見ていきましょう。

乗法と除法の混じった計算 例題

例題
次の計算をしましょう。
\((-5)\div2\times(-4)\)

乗法と除法の混じった計算\(1\)

乗法と除法の混じった計算をするときは、\(1\)番目に除法を乗法に直します。除法を乗法に直す方法は次のとおり。

除法を乗法に直す方法

・   割る数を逆数にして掛ける

乗法と除法の混じった計算のやり方\(1\)
\(1\)、除法を乗法に直す
・   \((-5)\div2\times(-4)\vphantom{\Rule{0ex}{0ex}{1.3ex}}\)
・   \(2\)を\(\frac{1}{2}\)にして掛ける

・   \(\phantom{={}}(-5)\div2\times(-4)\vphantom{\Rule{0ex}{0ex}{1.3ex}}\)
\(=(-5)\times\frac{1}{2}\times(-4)\)

逆数の求め方は
・   逆数の求め方・\(3\)ステップ
へどうぞ。

乗法と除法の混じった計算\(2\)

\(2\)番目に負の数の個数を調べます。

乗法と除法の混じった計算のやり方\(2\)

\(2\)、負の数の個数を調べる
・   \((-5)\times\frac{1}{2}\times(-4)\vphantom{\Rule{0ex}{0ex}{1.3ex}}\)の負の数は
\(-5\)と\(-4\)
・   負の数の個数は\(2\)

乗法と除法の混じった計算\(3\)

\(3\)番目に、答えの符号を求めます。答えの符号の求め方は次のとおり。

答えの符号の求め方

・   負の数が偶数個のときはプラスにする
・   負の数が奇数個のときはマイナスにする

乗法と除法の混じった計算のやり方\(3\)
\(3\)、答えの符号を求める
・   \(2\)は偶数だから
答えの符号をプラスにする

乗法と除法の混じった計算\(4\)

\(4\)番目に、掛け算を計算します。答えの符号を先頭につけて、符号をとった数を掛けます。

乗法と除法の混じった計算のやり方\(4\)

\(4\)、掛け算を計算する
・   \(\phantom{={}}(-5)\times\frac{1}{2}\times(-4)\)
\(=+(5\times\frac{1}{2}\times4)\)
\(=10\)

答え
\(10\)

乗法と除法の混じった計算【まとめ】

乗法と除法の混じった計算のやり方をカンタンにまとめます。

乗法と除法の混じった計算【まとめ】

・   除法を乗法に直す
・   負の数の個数から答えの符号を求める
・   計算する

正負の数 解き方

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